Rakuten WiFi Pocket 5Gの代わりは?

楽天モバイル公式サイトでは、5G対応のモバイルWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」が、2026年4月時点で販売を一時停止しています。すぐに代わりのルーターが必要な方にとっては、購入できない状況が続くのは困りますよね。

代替手段は大きく分けて、楽天モバイルのSIMをそのまま使って市販のSIMフリールーターに切り替える方法と、他社の通信サービスへ乗り換える方法の2つがあります。

この記事では、SIMえらび編集部が公式情報を中心に、代替候補となるモバイルルーターと他社回線の選び方を中立的に整理します。「楽天モバイルを続けたい人」「乗り換えも検討したい人」のどちらの状況でも判断できる内容にまとめました。

Rakuten WiFi Pocket 5Gは公式サイトで販売一時停止中

結論から言うと、Rakuten WiFi Pocket 5Gは楽天モバイル公式サイト上で販売が一時停止されており、2026年4月時点で再開時期は明らかにされていません。

楽天モバイル公式の製品ページには「販売を一時停止しております」という表示があり、通常どおり購入できない状態になっています。

公式ページで確認できる現状

楽天モバイル公式の「Rakuten WiFi Pocket 5G」製品ページには、製品価格や分割払いの案内とともに「販売を一時停止しております」という注記が掲示されています。同ページでは、本製品が「eSIM」のみ対応である点や、Rakuten WiFi Pocket 5Gと同時申込した回線をスマートフォンで利用する場合にRakuten Linkアプリが利用できない旨も案内されています。

つまり「在庫切れ」や「販売終了」ではなく、あくまで一時的な販売停止という位置付けです。

販売停止の理由について

楽天モバイル公式サイト上では、販売停止の具体的な理由は明記されていません。再開時期についても、現時点で公式からの案内は確認できない状況です。

SIMえらび編集部としては、楽天モバイル公式ページで案内されている範囲で事実を捉え、それ以外の要因について断定するのは避けるのが安全と考えています。公式に明示されているのは「販売の一時停止」「eSIMのみ対応」「同時申込時のRakuten Link利用制限」の3点です。

最新の状況や販売再開の有無は、楽天モバイル公式ページで随時確認することをおすすめします。

代替手段は大きく2パターンに分かれる

結論として、代わりの手段は「楽天モバイルSIMを継続して別のルーターを使う」か「他社の通信サービスに乗り換える」の2方向に整理できます。

理由は、楽天モバイル回線そのものに満足しているかどうかで、選ぶべき機器も契約形態も大きく変わるためです。

楽天モバイルSIMを継続するパターン

このパターンが向いているのは、次のような方です。

  • すでに楽天モバイル(Rakuten最強プラン)を契約している
  • データ通信量が多く、Rakuten最強プランの段階制料金を活かしたい
  • 楽天回線のエリアに不満がない
  • SIMフリールーターのAPN設定に抵抗がない

楽天モバイル公式サイトによると、Rakuten最強プランは利用データ量に応じた段階制で、20GB超過後は無制限で利用できる料金体系になっています。通常料金と最強家族割などの割引適用時の料金は異なるため、申し込み前に楽天モバイル公式ページで最新の料金を確認するのがおすすめです。

楽天モバイルのSIMを差し替えて使えるルーターを別途用意するイメージです。eSIMのみの契約をしている場合は、物理SIMへの変更や、eSIM対応ルーターの選択が必要になります。

他社回線へ切り替えるパターン

こちらが向いているのは、次のような方です。

  • 楽天回線のエリアや速度に不安がある
  • ドコモ・au・ソフトバンク系の安定性を重視したい
  • 端末セットで契約できるWiMAX系も比較したい
  • 必要な月だけ使う短期利用にしたい

このあと、それぞれのパターンで具体的な候補を見ていきます。

楽天モバイルSIMで使える代替ルーター比較

楽天モバイルのSIMを市販ルーターで使う場合、Band 3対応は必須と考えるのが基本です。Band 3は楽天モバイルの自社回線で中心的に使われる周波数帯で、ここに対応していないとエリア内でも通信が安定しないことがあります。

パートナー回線エリアまで考慮するなら、au系で使われるBand 18/26への対応も確認しておくと、利用可能性を判断しやすくなります。ただし、対応バンドが一致していても楽天モバイルの動作保証対象とは限らない点には留意してください。

代替候補ルーターの比較表

主要な代替候補を、用途別に整理しました。

端末名5G対応SIM種別連続通信時間最大Wi-Fi接続台数向いている人
Rakuten WiFi Pocket Platinum×nanoSIM約10時間(公式値)16台公式端末・コスト重視
+F FS050W(富士ソフト)nanoSIM+eSIM5G時 約9時間/4G時 約11時間最大32台5G・汎用性重視
Aterm MR51FN(NEC)nanoSIMメーカー公式仕様を確認最大16台国内メーカー重視(Band 3・18・26対応)
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(中古)nanoSIM約1,000分Wi-Fi最大10台中古で安く済ませたい
Speed Wi-Fi 5G X12nanoSIM系約9時間最大16台WiMAX回線と端末をセットで契約したい人

※連続通信時間や接続台数は各メーカー・キャリア公式情報に基づく値です。実環境によって変動します。

おすすめ代替機1:+F FS050W(富士ソフト)

国内メーカーの5G対応SIMフリールーターです。富士ソフト公式仕様によると、+F FS050Wは5Gでn1・n3・n28・n77・n78・n79、4Gでバンド1・3・8・18・19・26・28・39・41・42に対応しており、国内4キャリアの主要な周波数帯をカバーしています。

楽天モバイルで重要なBand 3に加え、パートナー回線で使われるBand 18/26にも対応しているため、楽天SIM運用との相性は良好な部類です。Wi-Fi 6に対応し、最大32台の同時接続が可能です。

eSIMとnanoSIMの両方に対応している点も特徴で、楽天モバイル契約のSIM種別に合わせやすい一方、価格帯が高めになる傾向があります。

おすすめ代替機2:Aterm MR51FN(NECプラットフォームズ)

NECブランドのSIMフリーモバイルルーターです。5G・4G双方で幅広い周波数帯に対応しており、楽天モバイルで重要なBand 3、パートナー回線関連のBand 18/26にも対応しています。Wi-Fi同時接続は最大16台まで対応しています。国内メーカーならではの安定性や日本語サポートを重視する方に向きます。

ただし、楽天モバイル網での動作保証はメーカー仕様の範囲を超える部分があるため、購入前に最新の仕様情報をメーカー公式ページで必ず確認するのがおすすめです。

おすすめ代替機3:Rakuten WiFi Pocket Platinum

楽天モバイル公式の4Gモバイルルーターです。SIMカード対応のため、他のスマホやWi-FiルーターにSIMを差し替えて使えるメリットもあります。連続通信時間は約10時間、SIMタイプはnanoSIM、Wi-Fi接続は最大16台まで対応しています。

楽天モバイル公式キャンペーン適用時には、本体価格から割引される場合があり、条件を満たすと価格を抑えやすい選択肢になります。ただしキャンペーンは予告なく変更・終了する可能性があるため、申し込み前に楽天モバイル公式ページで最新条件を確認してください。

5G非対応である点と、Rakuten WiFi Pocket 5Gの「完全な後継」ではない点には注意が必要です。「公式端末の安心感」と「初心者でも設定しやすい」点を重視する方には候補になります。

おすすめ代替機4:Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(中古)

au向けに販売された5G対応モバイルルーターで、中古市場で見つけやすい1台です。au公式仕様によると、バッテリー容量5,000mAh、連続通信時間約1,000分、nanoSIM、SIMロックなしとされており、Wi-Fi最大10台接続に対応しています。

中古端末として入手しやすい一方、楽天モバイルSIMでの利用は公式に動作保証されているとは限りません。中古端末を購入する際は、以下の点を必ず確認してください。

  • 対応バンド(Band 3、Band 18/26)
  • 赤ロム(ネットワーク利用制限)の有無
  • SIMロック解除済みかどうか
  • バッテリーの状態と保証
  • 返品・初期不良対応の可否

これらを確認できる信頼できる販売店から購入するのが安全です。

おすすめ代替機5:Speed Wi-Fi 5G X12(WiMAX系)

UQ WiMAXなどから提供されている現行のWiMAX対応端末です。UQ WiMAX公式情報によると、5G・Wi-Fi 6対応で、約9時間の連続通信、最大16台のWi-Fi同時接続に対応しています。

なお、Speed Wi-Fi 5G X12は楽天モバイルSIMを差して使う前提の第一候補ではなく、WiMAX回線とのセット契約を検討する場合の代替手段として紹介しています。「ルーター込みで完結させたい人」にとって比較対象になる選択肢です。

他社回線も含めて検討する場合の選択肢

結論として、楽天モバイル以外も含めて見直すなら、povo・ahamo・UQ mobile・ワイモバイル・WiMAX系のいずれかが現実的な比較対象になります。

理由は、エリアの安定性・データ容量・短期利用のしやすさが回線ごとに異なり、利用シーンによって最適解が変わるためです。

他社回線サービスの比較

各サービスの特徴を整理しました。

サービス強み注意点向いている人
povo必要な時にトッピング購入する従量制都度のトッピング操作が前提必要な時だけ使いたい人
ahamoスマホ向けの大容量プランが選びやすいルーター運用前提のプランではないスマホ中心で大容量を使う人
UQ mobileau回線の安定感、店舗サポートありセット割前提で安くなる場合が多い店舗サポートを重視する人
ワイモバイルソフトバンク回線、家族割・店舗対応単独契約だと割高になる場合あり家族で複数回線契約する人
WiMAX系端末セットで契約しやすい契約期間・実質料金の確認が必要ルーター込みで使いたい人

利用状況によって最適な選択肢は異なるため、データ通信量と使う場所をもとに絞り込むのがポイントです。

失敗しないルーター選びのチェックポイント

結論から言うと、価格だけでなく対応バンド・技適・SIM種別・APN設定の4点を必ず確認しましょう。

理由は、対応バンドが合わない端末や国内利用に適さない海外モデルを選ぶと、エリア内でも通信できない・不安定になるリスクがあるためです。

Band 3対応は楽天SIM運用の基本

Band 3は楽天モバイルの自社回線で中心的に使われる周波数帯です。ルーターの仕様表で「LTE Band 3」「B3」が記載されているかを必ず確認しましょう。

「楽天モバイル対応」と書かれた商品でも、実際の対応バンドは仕様表で再確認するのが安全です。

Band 18/26にも対応していると安心

Band 18/26は、楽天モバイルがパートナー回線として利用するau系の周波数帯です。Band 18/26にも対応している端末であれば、パートナー回線エリアでの利用可能性を確認しやすくなります。

ただし、対応バンドが一致していても、楽天モバイルの動作保証対象とは限らない点には注意してください。動作実績の情報は、メーカー公式や楽天モバイル公式の動作確認情報を参考にすると安心です。

技適マークの確認は必須

海外通販で安価に売られているルーターの中には、日本国内で電波を出すための「技適マーク」が付いていないものがあります。技適のない端末を国内で使用することは法令上の問題があるため、価格だけで選ぶのは避けましょう。

中古やフリマで購入する場合も、技適マーク表示の有無を商品説明で確認することが大切です。

APN設定が必要になる場合がある

市販のSIMフリールーターでは、楽天モバイルのAPN(接続先情報)が自動で設定されないケースがあります。その場合は、楽天モバイル公式サイトで案内されているAPN情報を、ルーターの設定画面から手動入力する必要があります。

設定画面が日本語に対応しているか、解説情報が見つけやすい機種かどうかも、初心者には重要なポイントです。

SIM種別(eSIM/nanoSIM)の違いに注意

楽天モバイル公式情報によると、Rakuten WiFi Pocket 5Gは「eSIMのみ」対応です。一方で、市販のSIMフリールーターはnanoSIM対応のものが多く、+F FS050Wのようにデュアル対応の機種もあります。

現在の楽天モバイル契約のSIM種別がeSIMの場合、市販ルーターによっては物理SIMへの変更手続きが必要になる場合があります。

用途別おすすめの選び方

結論として、最適なルーターは「使う場所」と「目的」によって変わります。同じ「楽天モバイルSIMで使うルーター」でも、自宅メインと外出メインでは重視するポイントが異なります。

外出先でPC作業に使いたい人

候補は、+F FS050W、Aterm MR51FN、Rakuten WiFi Pocket Platinumあたりです。バッテリー時間、Wi-Fi 6対応、本体の軽さで判断するとよいでしょう。

自宅の固定回線代わりに使いたい人

候補は、+F FS050W、WiMAX系ホームルーター、楽天モバイルSIMと対応ホームルーターの組み合わせなどです。バッテリーレス運用が可能か、長時間使用での発熱がどうかが判断ポイントになります。

とにかく安く済ませたい人

Rakuten WiFi Pocket Platinum(公式キャンペーン適用時)か、中古のGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が候補です。中古の場合は、本記事の「失敗しないルーター選び」で挙げた赤ロム・ネットワーク利用制限・返品可否のチェックを徹底してください。

5G対応にこだわりたい人

+F FS050W、Aterm MR51FN、Speed Wi-Fi 5G X12が候補です。ただし、5G対応端末でも利用場所が5Gエリア外なら4G接続になるため、価格と実用性のバランスで選ぶ必要があります。

販売再開を待つべきか、代替機を買うべきか

結論として、すぐ必要なら代替機の検討、急ぎでないなら待つ選択肢もあります。再開時期が公式に示されていないため、急ぐかどうかが判断基準になります。

待ってもよい人

  • すぐにルーターが必要ではない
  • 楽天モバイル公式端末にこだわりがある
  • eSIM専用でも問題ない
  • 公式キャンペーンの再開を期待している

代替機を購入したほうがよい人

  • 出張・旅行・在宅作業ですぐに必要
  • 5G対応にこだわりたい
  • nanoSIMで運用したい
  • 他社回線も含めて見直したい

よくある質問

Q. 楽天モバイルのSIMを市販ルーターで使えますか?

A. ルーターが楽天モバイルの周波数帯(特にBand 3)に対応していれば、使える可能性があります。ただし楽天モバイルが動作保証している端末とは限らないため、Band 3対応・Band 18/26対応・APN設定・技適マークの有無を購入前に確認しましょう。

Q. Rakuten WiFi Pocket 5Gの販売停止理由は何ですか?

A. 楽天モバイル公式ページでは「販売を一時停止しております」とのみ案内されており、具体的な理由は明示されていません。最新の状況は楽天モバイル公式ページで随時確認することをおすすめします。

Q. Band 3とBand 18は何が違うのですか?

A. Band 3は楽天モバイルの自社回線で中心的に使われる周波数帯で、楽天SIMで使うルーター選びでは最優先の確認項目です。Band 18/26はau系のパートナー回線エリアで関係する周波数帯で、対応していると利用可能性の判断に役立ちます。ただし対応バンドの一致と動作保証は別問題のため、楽天モバイル公式の動作確認情報も併せて確認しましょう。

Q. 5G対応ルーターは必ず必要ですか?

A. 5Gエリアで高速通信を使いたい方には候補になりますが、5G対応端末でも利用場所が5Gエリア外なら4G接続になります。料金や端末価格と、実際に使う場所の5Gエリア状況を踏まえて選ぶのがおすすめです。

Q. Rakuten WiFi Pocket Platinumは5Gの代わりになりますか?

A. 安さや公式端末の安心感を重視するなら候補になります。ただし4G専用ルーターのため、5G通信はできません。5Gにこだわる場合は、+F FS050WやAterm MR51FNなどのSIMフリールーターと比較するとよいでしょう。

まとめ

Rakuten WiFi Pocket 5Gの代わりを探すときは、まず「楽天モバイルSIMを使い続けるか」「他社回線も含めて見直すか」を整理するのが近道です。

読者タイプおすすめの方向性
楽天モバイルを継続したいBand 3対応のSIMフリールーター(+F FS050W、Aterm MR51FN)
とにかく安く抑えたいRakuten WiFi Pocket Platinum(公式4Gルーター・キャンペーン条件は要確認)
5Gにこだわりたい+F FS050W、Aterm MR51FN
中古でも安く探したいGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(中古購入時の注意点を確認のうえで)
エリアの安定性を重視したいpovo、ahamo、UQ mobile、ワイモバイルも比較
ルーター込みで契約したいSpeed Wi-Fi 5G X12などWiMAX系

販売再開を待つのも選択肢のひとつですが、再開時期は公式には案内されていません。利用シーンや必要な時期に応じて、無理のない選び方をするのがおすすめです。料金やキャンペーン条件は変更される場合があるため、申し込み前に各社の公式ページで最新情報を確認してください。

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この記事を書いた人

SIMえらび編集部です。2009年頃から通信・スマートフォン関連サイトを運営し、日本Androidの会にて活動。スマホメーカー・通信キャリア主催のプレスイベントにも多数参加してきました。格安SIMや大手キャリアを中立的な立場で比較し、読者の方に合う1枚が見つかるよう情報を発信しています。

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