楽天モバイル旧プラン2026年10月終了|自動移行の落とし穴

楽天モバイル旧プラン終了と自動移行の注意点を伝えるアイキャッチ画像

楽天モバイルは2026年4月30日、旧料金プランの一部について提供終了と自動移行の方針を発表しました。対象は「スーパーホーダイ(楽天回線)」と「組み合わせプラン(楽天回線)」を利用中の方で、2026年10月31日をもって提供が終了します。本記事では、SIMえらび編集部が公式発表をもとに、移行スケジュール・自動移行先・データSIM利用者が見落としやすい注意点・他社乗り換えの選択肢まで整理します。手続きの判断材料としてご活用ください。

楽天モバイルの旧プラン終了で何が起きるのか

楽天モバイル公式サイトによると、2026年10月31日(土)をもって「スーパーホーダイ(楽天回線)」と「組み合わせプラン(楽天回線)」の提供が終了します。発表日は2026年4月30日(木)です。対象プランの利用者は、2026年11月1日(日)以降に順次「Rakuten最強プラン」または「Rakuten最強プラン(データタイプ)」へ自動移行されます。

ポイントは大きく3つあります。

第1に、通話SIM利用者は原則として自動移行で回線を継続できる見込みです。第2に、組み合わせプランのデータSIM利用者は、有効な本人名義の楽天カードを支払い方法に登録しておかないと自動移行されず、回線が使えなくなる可能性があります。第3に、自動移行を希望しない場合は、2026年10月31日までに解約またはMNPによる他社乗り換えの手続きを終える必要があります。

なお、ドコモ回線・au回線版の旧プラン(「スーパーホーダイ(ドコモ回線)」「組み合わせプラン(ドコモ回線/au回線)」「コミコミプラン(ドコモ回線)」)は引き続きサービスが継続されます。ただし、これらから「Rakuten最強プラン」へのプラン変更受付には別途締め切りがあるため、注意が必要です。

日程は変更される可能性があります。最新情報は必ず楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

提供終了・受付終了スケジュール

旧プラン関連の主な日程は以下のとおりです。

日付内容
2026年4月30日(木)楽天モバイルからの公式発表日
2026年10月15日(木)メンバーズステーションでの「スーパーホーダイ(楽天回線)」「組み合わせプラン(楽天回線)」へのプラン変更受付終了
2026年10月28日(水)メンバーズステーションでの「スーパーホーダイ(ドコモ回線)」「組み合わせプラン(ドコモ回線/au回線)」「コミコミプラン(ドコモ回線)」から「Rakuten最強プラン」への変更受付終了
2026年10月31日(土)「スーパーホーダイ(楽天回線)」「組み合わせプラン(楽天回線)」の提供終了。自動移行を希望しない場合の解約・MNP転出の最終期限
2026年11月1日(日)以降順次、自動移行を実施

ドコモ回線・au回線版の旧プランそのものはサービス継続ですが、楽天回線の最強プランへ自分で乗り換えたい場合は2026年10月28日が受付期限となります。日程は変更される可能性があるため、My楽天モバイルや楽天モバイル公式の案内を定期的に確認しておくと安心です。

SIMタイプ別の自動移行先

自動移行先はSIMタイプによって分かれます。

移行前のプラン・SIMタイプ自動移行先楽天カード設定の要否
スーパーホーダイ(楽天回線)通話SIMRakuten最強プラン必須ではない(複数の支払い方法に対応)
組み合わせプラン(楽天回線)通話SIMRakuten最強プラン必須ではない
組み合わせプラン(楽天回線)データSIM(SMSあり)Rakuten最強プラン(データタイプ)本人名義の楽天カードが必須
組み合わせプラン(楽天回線)データSIM(SMSなし)Rakuten最強プラン(データタイプ)本人名義の楽天カードが必須

通話SIM利用者は、Rakuten最強プランの段階制料金(3GBまで税込1,078円、3GB超〜20GBまで税込2,178円、20GB超は税込3,278円)に切り替わります。Rakuten Linkアプリ経由の国内通話料金が無料になる点は、旧プランからの変化として大きい部分です。

データSIM利用者の場合、移行先は「Rakuten最強プラン(データタイプ)」です。楽天モバイル公式によると、お申し込みには楽天会員情報に登録された本人名義の楽天カードが必要とされており、自動移行についても同様に楽天カードの登録が前提となります。次のセクションで詳しく解説します。

データSIM利用者が必ず確認すべき注意点

組み合わせプラン(楽天回線)のデータSIMを利用している場合、自動移行を成立させるための条件と、移行後の機能制限が複数存在します。下表の項目はいずれも見落とすと回線停止やサービス利用不可につながるため、事前に確認が必要です。

確認項目内容対応
支払い方法本人名義の楽天カードが必要登録がない場合は2026年10月31日までに楽天カード登録を済ませる
楽天カード未設定の場合自動移行されず、2026年11月1日以降順次回線が使えなくなる可能性がある楽天カードを用意できない場合は他社への乗り換えを検討
SMS機能Rakuten最強プラン(データタイプ)ではSMSが利用できないSMS認証が必要なサービスは事前に他の認証方法へ切り替え
通話機能データタイプは音声通話・Rakuten Linkアプリの通話とも非対応通話が必要な場合は通常タイプへの変更を検討
電話番号の扱い番号は発行されるが、通話・SMSには使えないLINEの年齢認証など番号認証を伴う一部サービスで制約が出る場合がある

特に重要なのが、楽天カードの設定漏れです。データSIM利用者で楽天カードを支払い方法に設定していない場合、自動移行そのものが行われず、2026年11月1日以降に順次回線が使えなくなる可能性があります。クレジットカードを増やしたくない、楽天カードの審査を通したくないといった場合は、自動移行を待たずに他社への乗り換えを検討するのが現実的です。

加えて、SMSが使えなくなる点も見逃せません。LINE・銀行アプリ・各種ECサイトなどの本人確認でSMS認証コードを受け取っている場合、移行前に登録メールアドレスやアプリ認証(認証アプリ・パスキーなど)に切り替えておく必要があります。データタイプはeSIMとしても利用可能ですが、SMS制約は変わりません。

Rakuten最強プラン移行後の料金変動

スーパーホーダイは固定容量+10分かけ放題、組み合わせプランは容量別の定額制でした。Rakuten最強プランは段階制のため、月のデータ利用量によって料金が変動します。

旧プランの主な料金水準と移行後の料金を比較すると、次のようになります。

プラン名旧料金(月額・税込)自動移行後の料金(月額・税込)
スーパーホーダイ プランS(2GB)3,278円〜3GB:1,078円 / 〜20GB:2,178円 / 20GB超:3,278円
スーパーホーダイ プランM(6GB)4,378円同上(段階制)
スーパーホーダイ プランL(14GB)6,578円同上(段階制)
スーパーホーダイ プランLL(24GB)7,678円同上(段階制)
組み合わせプラン データSIM容量別の月額(例:3.1GBプラン900円台〜)データタイプは段階制で同上

※スーパーホーダイの料金は楽天モバイル公式の料金表に基づく2年目以降の月額基本料です。楽天会員割など各種割引適用前の金額です。

通話SIM利用者の場合、データ通信量が多い人ほど料金が下がる傾向があります。一方で、スーパーホーダイの強みだった「高速容量を使い切ったあとも最大1Mbpsで使い放題」「10分以内の国内通話かけ放題」といった仕様は、新プランでは別の形に変わります。Rakuten最強プランでは、Rakuten Linkアプリ経由の国内通話が原則無料となるため、通話品質や使い勝手の違いを許容できるかが判断のポイントになります。

データSIM利用者は、データタイプも段階制で月額1,078円〜3,278円(税込)の範囲です。旧プランでデータSIM(SMSあり)の安いプランを使っていた場合、月額が上がるケースもあるため、利用ギガ数を確認したうえで他社プランと比較しておくと判断しやすくなります。

自動移行を希望しない場合の選択肢

自動移行を望まない場合は、2026年10月31日までに次のいずれかの手続きを完了させる必要があります。

ひとつ目はそのまま解約する選択です。電話番号を継続利用しない、現在使っているデータSIMを他社で再契約する予定がない、という方が対象です。My楽天モバイルから手続きが可能です。

ふたつ目は他社へのMNP乗り換えです。電話番号をそのまま使い続けたい通話SIM利用者向けです。MNP予約番号を取得し、他社で契約するか、最近主流の「MNPワンストップ」対応事業者であれば予約番号なしで乗り換えが完結します。

みっつ目はRakuten最強プランへ自分で繰り上げ移行する選択です。自動移行を待たずに、より早いタイミングでRakuten最強プランへ切り替える方法です。メンバーズステーションでのプラン変更受付には締切日があるため、早めの確認が必要です。

向いている人・向いていない人を整理すると以下のとおりです。

自動移行のまま継続他社へ乗り換え
Rakuten Linkアプリの通話に違和感がない人通話品質を最優先したい人
月のデータ利用量にバラつきがある人毎月の利用量が3〜10GBで安定している人
楽天経済圏のサービスを利用中の人クレジットカード(楽天カード)を増やしたくない人
通話SIM利用で番号を継続したい人データSIMで楽天カード設定が難しい人

他社乗り換え候補の簡易比較

データSIM利用者で楽天カード設定が難しい方や、月のデータ利用量が安定していて従量制が合わない方向けに、乗り換え候補となる主要プランを並べます。料金は2026年5月時点の各社公式情報をベースにしています。プランは変更される可能性があります。

サービス名月額(税込)データ容量通話特徴
ahamo2,970円30GB5分かけ放題込みドコモ回線、海外30GBまで追加料金なし
LINEMO990円(ミニプラン) / 2,970円(20GB)3GB / 20GB別途オプションソフトバンク回線、LINEギガフリー
povo0円(基本料) +トッピングトッピングで追加5分・無制限の通話定額ありau回線、必要なときだけギガ追加
UQモバイル2,277円〜1〜30GB(プラン別)別途オプションau回線、家族割・自宅セット割対応
ワイモバイル2,365円〜4〜30GB(プラン別)別途オプションソフトバンク回線、家族割・おうち割対応
mineo1,298円〜1〜20GB(プラン別)別途オプション3キャリア回線対応、独自プランあり
IIJmio850円〜2〜55GB(プラン別)別途オプションドコモ・au回線、データeSIM安価

データSIM中心で乗り換えたい場合は、IIJmioのデータeSIMやmineoのシングルタイプなど、楽天カード以外の支払い方法に対応した格安SIMが候補になります。通話SIMで月10GB前後を使う場合は、ahamoLINEMOの20GBプランUQモバイルワイモバイルの中容量帯が比較対象になります。利用状況によって最適な選択肢は異なるため、月のデータ利用量と通話頻度を確認したうえで検討するとよいでしょう。

なお、乗り換え時にeSIMで即日開通したい場合は、eSIM対応機種や設定方法を事前に確認しておくとスムーズです。

よくある質問

Q. 自動移行で電話番号は変わりますか?

A. 通話SIMからRakuten最強プランへの自動移行では、電話番号はそのまま引き継がれる仕様と公表されています。MNP予約番号の発行や転出手数料は不要です。

Q. 楽天カードを持っていません。データSIMの自動移行はどうなりますか?

A. 楽天モバイル公式によると、Rakuten最強プラン(データタイプ)への自動移行には、楽天会員情報に登録された本人名義の楽天カードが必要です。設定がない場合は自動移行されず、2026年11月1日以降に順次回線が使えなくなる可能性があります。楽天カードを取得するか、他社への乗り換え・解約を検討してください。

Q. SMSが使えなくなると、何が困りますか?

A. 一部のサービス(銀行アプリ、SNSの本人確認、ECサイトの2段階認証など)で、登録時や再ログイン時にSMS認証コードを利用するケースがあります。移行前に、認証アプリ・メール認証・パスキーなど別の方法に切り替えておくとスムーズです。LINEの新規アカウント作成にもSMS認証が必要なため、機種変更時には注意が必要です。

Q. 自動移行された後、料金プランを変更したくなったら?

A. 移行後はRakuten最強プランの契約となるため、楽天モバイルの通常プランと同様にMy楽天モバイルから各種オプションの追加・変更が可能です。データタイプから通常タイプへの変更は、本人確認書類の提出を経て対応できます。

Q. 自動移行の前に他社へMNPする場合の期限は?

A. 「スーパーホーダイ(楽天回線)」「組み合わせプラン(楽天回線)」の提供終了は2026年10月31日です。MNPによる他社開通までこの日までに完了させる必要があります。手続きには数日かかる場合があるため、10月中旬までには動き始めると安心です。日程は変更される可能性があるため、最新の楽天モバイル公式の案内も併せて確認してください。

まとめ

楽天回線の旧プラン提供終了は2026年10月31日、自動移行は2026年11月1日以降に順次行われます。通話SIMは原則自動移行でそのまま継続できますが、組み合わせプランのデータSIM利用者は、本人名義の楽天カードが支払い方法に設定されていないと自動移行されず、回線が使えなくなる可能性があります。データタイプではSMSも利用できなくなるため、SMS認証を伴うサービスがある場合は事前の準備が必要です。

判断の流れとしては、(1)現在のSIMタイプを確認する、(2)データSIMの場合は楽天カードの登録状況を確認する、(3)自動移行後の料金とサービス内容で問題ないかを確認する、(4)合わない場合は2026年10月31日までに他社へ乗り換えるか解約する、という順序になります。

利用状況によって最適な選択肢は異なります。日程やサービス内容は変更される可能性があるため、最新情報は楽天モバイル公式サイトおよびMy楽天モバイルでご確認ください。

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この記事を書いた人

SIMえらび編集部です。2009年頃から通信・スマートフォン関連サイトを運営し、日本Androidの会にて活動。スマホメーカー・通信キャリア主催のプレスイベントにも多数参加してきました。格安SIMや大手キャリアを中立的な立場で比較し、読者の方に合う1枚が見つかるよう情報を発信しています。

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